一日一歩     


一日一歩の積み重ねで、25年目の夏を迎えることが出来ました。

私の少しの努力と、多くの皆様方の応援のお蔭と感謝しております。

これからも、ゆっくりですが、歩き続けます。


姉に連れられて病院へ行ったのが、1995年7月24日、暑い日でした。

「生きていくためには断酒しかない」と思いましたが、

不安な気持ちを抱えながら断酒会に入会しました。

「一日一歩」には、断酒一年目を迎えたとき

初めて新聞の「読者登壇」に投稿し、その後も何度か投稿して、

掲載していただいた文を紹介しています。


とても嬉しかったのは、新聞を読んでくださった家族の人が

「こういう人がいるよ」と言って本人を説得し、それから病院につながり、

断酒会に入会してくれたことです。


「断酒会員であることを堂々と名乗りなさい。」と言われても、

何も失うものがない私ですら勇気がいることでした。


自分自身にけじめをつけて、断酒の手段のひとつと考え投稿してきました。

新聞紙上での投稿文が、過去に迷惑をかけてきてしまった人たちの目にとまり、

「ひどかったけど、お酒をやめているようだ」ということを

分かってもらいたいという気持ちもありました。

それで、許しを請うわけではありませんが、

せめて、立ち直っていることだけでも、知ってもらえればいいと思ったのです。

吐き出せてすっきりした気持ちです。


もしかしたら、こちらのほうが投稿してきた大きな理由のような気もします。

どちらにせよ、いまは、お酒を飲まない日々を重ね、断酒会の中だけではなく、

一般社会の中でも普通の人間として、お付き合いができています。



夏の日の思い出「原点の日」。


60の手習いでパソコンを始め、作ったホームページが、2005年でした。

ホームページを作ってから、遠くの友を得ました。

大きな力を頂いていることへの感謝と、いつも変わらぬご厚情に、心よりお礼申し上げます。


お時間を頂きまして、有難うございました。

2020年7月



・[例会はいつも初心で]・

 10年間を振り返りながら・・・ 一日一歩 ・・・ 
* 《お時間がありましたら、どうぞ、こちらへ》










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